キリンからの『モニタールーム』
先日、山田悠介の『キリン』を読んで凄く感動、そして色々考えさせられた。
で、家で放置してあった山田悠介の小説を引っ張り出した。それが
『モニタールーム』
ざっくり内容
高額な給料に惹かれて看守の仕事を始めた主人公。
しかし、仕事内容はイメージしていた看守の仕事とはかけ離れたもの。
モニターが設置された女の囚人を監視するだけの仕事。
女囚人のモニターには、自分の娘が地雷原に囲まれた異国の施設で暮らしている様子が映し出されている。
15年の刑期は残す所あと一ヶ月。
主人公が採用された理由は?
地雷原に囲まれた娘はどうなるのか?
結末は
最後まで読めば、ちゃんと結末は訪れます。
最後の方は気になって気になって、一気に読みました。
ふ~ん。って感じで終わります。
感想
めったに小説なんて買わないし、読まない私ですが、『リアル鬼ごっこ』から山田悠介だけは覚えています。
そんな中、『キリン』を読んで感動して、山田悠介ってこういうのも書くのか思って、思い出したかのようにモニタールームを読み出した訳です。
結果はキリンみたいに感動することはありませんでした。
厳しく言うと、何も得るものは無かった…。
自分も親になり、単純にミステリーと言うか不思議な感じの物語を読むより、子供が絡んでいる物語を読みたいと思っています。
なので、子供が出てくるモニタールームですが、ちょっと違うかなって。
高校生ぐらいに読んでいたら、感じ方は違ったかも知れませんね。
次は『その時までサヨナラ』を読みます!