【水草初心者】”育てる水草”ってのを見て真似してみよう。水草の種を撒いた事

2021年4月29日

ホームセンターで見かけたこれ

ジブリ映画に出てきそうな、一面の草原。
それが水の中にある。

この中でメダカやエビが飼えたら素敵だなぁ

という事で自力で作れないか試してみる事にした。

初めに言っておきます。

あのキットって高いなぁと思ったけど買った方が安かったんじゃね?

絶対に必要な物

  • 容器
  • ソイル
  • 霧吹き

この3つが絶対に必要。

容器

太鼓鉢って言うのかな?でっかいボトルみたいなやつ。

なんか素敵だったから買ったけど、使いこなせていなかったヤツ。

メダカを2匹入れたけど、凄く落ち着きが無くなったから、嫌なのかと思って結局元の大水槽に戻したといういわく付きの太鼓鉢。
今日になって気がついたけど、口のところが欠けてる!?

販売時から欠けていたのか、買ってから欠けたのか分からないけど、手が切れる事は無かったので我慢する。
前後がない太鼓鉢だから、欠けてる方を後ろ側にしよう!とポジティブシンキング。
そういや、Amazonよりも大分安く売ってたけど、こういう事だったのかな?

ソイル

20年前に熱帯魚を飼っていた時には聞かなかった言葉。(多分あったんだろうけど、田舎の山奥までは届かなかった…)
なんでも横文字にする最近の流行りなだけで、砂利とかと同じなのかと思ってたらそうではないようだ。
現在、私の中のソイルの定義は

土を粒状にしたもの(焼いた?)

だと思っている。
妻にソイルって何なの?って聞かれたけど、その時は

加工肉のようなもんだよ

って言っといた。あれは実物を見ないと理解できない物だと想う。

ちなみに私が買ったソイルはこれ

ジェクス ピュアソイル ブラック(800g)

濾過する砂って書いてある…。
砂なん?
いや、砂と言うには粒が大きすぎるから砂ではない。
ホームセンターで買ったけど、結構いい値段した。これはAmazonが安い。多分800gでこれぐらいの値段したかも

けど、抱合せ商品なので何かのついでになってしまうみたい。よく分からん。

ちなみにソイルの量だが、私の太鼓鉢には800gで十分だった。
パッケージ裏面に水槽サイズとソイルの使用量の目安が書いてあるけど、水槽に敷き詰めるにはかなりの量が必要なんだね…

30センチ水槽で水草育てるなら4Kgって結構な値段…

太鼓鉢にソイル800gを入れた感じ

今回買ったジェックスピュアソイルは洗わずに使うタイプ。
そもそも、土なんだから洗ったら駄目なんだろうと思う。多分、米を研ぐみたいにかき混ぜたらツブツブが割れてしまうだろうなぁ。

出来るだけ、そ~っと水を注ぐ。
ホントにそ~っと。
湧き水がチョロチョロと湧き出てるぐらいにそ~っと。

それでもこれぐらい濁ります!
この濁り具合じゃ使い物にならないってぐらい濁ってる。
ろ過器を入れればあっという間に透明になるのかも知れないけど、これに使わないし、使えない。

大丈夫でした。

2日ぐらい掛かったかなぁ。綺麗に透明になりました。
もっとも、溶けて無くなったのではなくて、沈殿しただけだと思うけど…。

けど、今回は水草の種を植えるので、こんなに水は必要ない。
なので、ソイルが流れ出ない程度に水は全部捨てる。ソイルは高いから、流れ出たら勿体ない。

水草の種

さて、この水草の種。
失敗するかも知れないし、出来るだけ安く手に入れたい。
そこで目を付けたのが“ラクマ”
品質とか分からないけど、とりあえず安い。
で、私が買ったのが小さい葉っぱの種とヘアーグラス?の種、各5gのセット。
お値段599円!
安いのか高いのか分からないけど、600円で買えるなら良いんじゃないかな?
Amazonより安いし、試しだし。

これで5gかぁってぐらい、多かった。
30センチ水槽はこれだけあれば、ビッシリと生えるらしい…

あったら便利な物

  • メラミンスポンジ
  • 小さいカップ
  • ラップ

実際に種蒔きをしながら紹介

水草の種を蒔く

1.太鼓鉢にソイルをセット

ソイルが新品なら太鼓鉢にザサーっと入れて、水を注ぐだけで良かった。
しかし、すでに使用済み。
すでに水が入っている状態。
水をギリギリまで捨てようとするとソイルが流れ出てしまう。

う~ん、どうしたもんか?

という事で、登場したのがメラミンスポンジ

掃除やコケ取りに何かと使えるメラミンスポンジ。
我が家では水回りのちょっとした掃除に使えるように4~5cm大に切ってストックしている。
こいつで捨てきれなかった水を吸わせて捨てようって作戦。野球部の時にグランドの水たまりをなくすのにスポンジ使ってたのが役に立った。

ソイル表面までの余計な水は捨てれたので、種が浮くことはない。

メラミンスポンジはまだ活用方法があって、ソイル表面を平らにならす道具として使った。
ただ単に、ならす為のこういう道具を持ってなかっただけ

買おう買おうとは思ってたんだけどね…。
そんなに均す機会なんてないしさ…

で、メラミンスポンジで均す事にした

綺麗に出来たんじゃないかと思う。
ソイルも崩れてないしさ。
ソイルが潰れないように優しくならすには丁度よいのかも知れない。
こいつは使える。
けど、均すヘラは買おうと思う。

ならし終わったらメラミンスポンジを綺麗にして、壁面を掃除するのに使った。
ソイルって、やっぱり土なんで、乾くと汚れてるのが凄く目立つ。
なので、綺麗に掃除。

これで、下準備完了。

2.水草の種を蒔く

いよいよ種を蒔く時が来た。
恐ろしく小さい粒。息を吹きかけたら確実に吹っ飛んでいくヤツだ。
袋のまま、サッサなんてやったら、絶対にまとまって蒔いちゃう。
とりあえず、小さい入れ物があったので少し移し替えた。

水草を買った時の容器を取ってた。貧乏くさいか…
風が吹いたら容器ごと吹き飛ばされて、家の回りに雑草が生える事になるので、絶対に飛ばされないように細心の注意を払った。
普通の更に移した方が楽だと思ったけど、食器の皿しか無いからそれはやめた。

さあ、この種をどう蒔くか。
手前が小さい葉っぱの種で、奥が背の高い水草の種にしようと決めた。
後は、

指にくっつけてパラパラと蒔く!

ひたすらパラパラ撒く!

で、蒔き終えた。

真っ黒だったソイルが茶色になった。
多いのか少ないのか分からないけど、蒔かれてない所はない。

3.水草の種を蒔いた後

霧吹き(ただの百均のスプレーのボトルだけど…)で満遍なく湿らせる。
と言っても、ソイルがすでに湿ってるから、霧吹きする前に、小さい種はブヨブヨしてるやつもいた。

そして、保湿と保温を兼ねてラップをかけようかどうしようか悩んだ。
葉っぱは無いから酸素は必要ないだろうけど、ぴっちり密閉して良いのだろうか?
中の空気悪くならない?
とか、色々考えて、こんな感じになった

メダカを買った時の容器の蓋にサランラップを巻いて乗っけた。
若干、蓋が太鼓鉢の口より小さかったから少し隙間が出来る。
けど、中はビニールハウスみたいにサウナ状態。
ホントに、良いか悪いか分からんけど…
中の温度を測ったけど35度あった。猛暑日だ。しかもジメジメ。
良いのだろうか…

おわり

あとは、発芽を待つだけ。
一週間から10日ぐらいなのかな?

失敗してなけりゃ…

駄目なら駄目って早めに言ってもらえると助かるんですけど…

生えたら、また書きます。

おまけ

今回、失敗したとしてもあと2回ぐらいは出来るだろうってぐらい種はある。
なので、他の場所にも実験の為に蒔いてみた。

次男坊が、テラリウム作ろうとしたけど、実際は大きすぎて使えなかった百均の観葉植物。
この植物の回りにビッシリと蒔いてやった。
毎日、こっそりスプレーで水やりしてます…

あと、外に置いてある鉢植えの木の一角に2種類の種をまとめてバラバラっと蒔いといた。
こっちは完全に外。水やりも忘れてる。
自然に近い環境でも発芽するのか?
多分、義母が勝手に水やりしてると思うんだけどね…