石油ストーブの天板が焦げた!焦げの落とし方

大事に使ってきた石油ストーブ。
天板も汚れるのが嫌だったので、餅もスルメも焼いたこと無いのに、遂にやりました…

ガッツリ焦げました。
焦げたと言うより、溶けてガチガチになってプラスチックの塊のようになってました。焦がした際は凄い煙が上がっていたそうで、妻がすぐにストーブを止めたそうです。

しかし、色々やって、何とか落とせました。

その詳細と落とし方です。

焦げたもの

体操着です…

あと、3日で終業式だと言うのにやりやがった。火傷はしなかったようなので、メチャクチャ怒られてました。妻に…。
なんで、こんな事になったと思います?

誰か教えて貰えますか…

やらかした本人曰く、「近くに置いてあるクリスマスツリーを眺める為に手をついた」とは言いますが、ストーブガードあるからね!体操着の袖が焦げてるからね!袖の上まで焦げてるからね!自分で手のひらを袖で覆って天板に手を意図的に押し当てたとしか思えない。どうせ、『布越しならそんなに熱くないのかなぁ?』なんて試しにやってみたんだろう…

とにかく、今回焦がしたものは体操着です。
成分は以下のようです。

ポリエステルと綿がほんのちょっとって事なんですかね。
私が見た時には、既にストーブは消えていて、熱くなく触れる状態でした。
溶けた体操着は真っ黒になっていてガチガチ、コレが体操着だとは思えない物になっていました。おまけに、初めからこういう模様なのかってぐらい一体化してました。

焦がした時の対応

煙が上がったので、すぐに妻がストーブを消しました。あらかた燃え終わったからなのか、少しだけだったからかは不明ですが、火災報知器が鳴るほどじゃなかったみたいです。
消してから、すぐにこすったりせずに、完全に冷えるまで放置してました。
体操着の模様がそのまま固まってましたよ…

落とした方法

ネットで調べました。溶剤で溶かす、赤棒と青棒で落とす、もう一度熱するとか色々ありましたがズバリこうだ!いう方法は見つかりませんでした。とりあえずドライヤーで温めましたが全く変化無かったですね。柔らかくなる気配すら無かったです。溶けた時の温度に比べればドライヤーなど全く敵わないということですかね。

妻がドライバーセットを持って来て、マイナスドライバーでガリガリやり始めました。ペリペリとほんの少しずつ剥がれてます。
が、天板が傷つくんじゃないか?と私は思ったのですが、意外や意外、天板に傷は付かないようです。思いの外天板は硬いということに驚きました。それを見て、私も真似してマイナスドライバーでガリガリ…
しかし、マイナスドライバーでは少しずつしか剥がれないんです。先がそれほど尖っていないので、天板と溶けた体操着の間に入りずらいんです。ホントにぺったりと隙間なくくっついてしまいました。

天板が固いという事が分かったので、カッターを使っても大丈夫だろうと思い、カッターで削り取る作戦です。ドライバーでは表面をツルツルと滑って削れなかった溶着物にもしっかり刃が入ります。しかし、カッターの刃では薄すぎて小さい焦げしか取れません。カッターの刃が折れて飛んで行くんじゃないかと怖くて…

次に登場したのが彫刻刀。丁度、子供が学校から持って帰ってました。

平刀で行く事にしました。
面白いように剥がすことが出来ました。天板も微かな傷は付いたのかも知れませんが、白い塗装が剥げる事は全く無かったです。天板の塗装はホーローか何かなんですかね。かなり硬いようです。
ガリガリ削ること10分ほど。
元通りキレイな天板に戻りました。

おわり

使い始めた頃はヤカンを上に置いてました。ヤカンの底がもともと焦げていたのか、天板に置いただけで天板が少し汚れました。
天板が汚れると、拭いたぐらいじゃ落ちないんですよね。焦げてるんですもん。
天板が傷つくのも嫌だったので、焦げを放置してましたが、今回の件で意外と天板は硬いという事が分かりました。と言っても、古いストーブや他のメーカのはどうだか分からないので傷が付かないか確認してからの方が良いと思います。
ちなみに我が家のストーブはコロナ石油ストーブSLシリーズ(SL-5117)です。

これまで火傷することなく、安心して使っていたのに、まさかの事件でした。
成長して、布越しなら熱さは軽減されると知ったからこそやったんでしょうね。
『体操着は溶ける』
本人、兄弟達、良い勉強になったって事で。
まぁ、バツとして暫くゲーム、スマホを禁止されましたけどね…