コロナ対流型石油ストーブの燃費について
我が家で愛用している暖房器具、コロナSLシリーズ(対流型)SL5119。
燃費について公式サイトがあまり詳しくない!
という事で、実際に使ってみてどうなのかをお伝えしたいと思います。
使用ストーブについて
我が家の石油ストーブはコロナのSLシリーズの小さい方。
公式サイトには木造(戸建て)13畳までコンクリート(集合)18畳まで暖房出力5.14kWと表記されています。
あとは外形寸法や重さ単一形電池2個使用等々。
これより大きいSL-6619というのもあります。こちらは戸建て17畳まで、集合23畳まで、暖房出力6.59kWとなっています。筒の部分が少し太くなって、高さが4センチほど高くなっているだけで置くスペースは同じみたいです。
使用環境
我が家
2階建ての32坪の小さな戸建てです。3年ほど前に建てたばかりなので断熱性能は万全です。サッシは2重ガラスで枠も樹脂製です。各部屋に外気を取り入れる為の通風口があります。石油ストーブを使うので5個ある通風口は全て前回、トイレ、浴室、脱衣所の換気扇は常に電源が入っていて、キッチンの換気扇も、弱で常に回っている状態です。
トイレ、浴室意外、全ての部屋が開け放たれています。廊下的なものは無いと考えて貰っていいです。
そんな家を、このストーブ一台で暖を取ることが出来てます。
石油ストーブの設置場所
最近、移動しまして、窓ぎわで、割と階段の近くに置くになってしまいました。なので、サーキュレーターを回さないと暖かい空気が二階に行きがちなのが気になっています。
私は家の中心に置きたいのですが、どうしても動線上になるので、それでは邪魔だと言うことで仕方なく窓ぎわ、階段近くです。おかげで、以前より2階は暖まりが早いです。日中は誰も使ってなくて勿体ないけど…
使用時間
我が家の電気料金のプランが夜9時から翌朝9時までが半額というプランにしてあるので、ストーブを使うのは基本的に朝9時ぐらいからです。それから夜9時まで基本的には点けっぱなしですね。約12時間です。
火力は適正範囲内で最弱で使っている感じです。
タンク一杯でどれぐらい持つのか?
使う上で結構気になるのが、この点だと思います。このストーブ、火力調節はないと思って貰って良いです。それっぽいツマミがありますが、あれは決して温度調節をする為のものではなく、設計上火力が強くなっているので、それを適正火力に下げてちょうど良い炎にするための物です。
なので、火力を半分にして、節約しようとか、熱すぎるから温度を下げようとかは出来ない製品です。
劇的に燃費が変わる事がないという認識で良いです。
灯油タンク容量
SL-5119で6リットルです。
対して、一回り大きいSL-6619は7リットル。
タンク一杯での燃焼時間
タンク内の残り灯油量はこのメーターから分かります。フロート式ですかね?
私はこのメーターで”満”の下の黒い部分を超えてレッドゾーンに行くぐらいまで入れます。
それぐらい入れると灯油が給油口から見えるぐらいになります。
この写真は上のメモリの時のものなので底に薄っすら残っているのが分かるぐらい。この状態から一時間以上は持つはずです。
先程も言いましたが、我が家は火力調節範囲内でも最弱になるように絞ってます。
その状態だと、12時間近くは持つかなぁって感じです。けど、火力と灯油の入れ具合によっては10時間ぐらいしか持たない時もあります。
タンク一杯での燃焼時間は10時間ぐらいと思って貰った方が良いですかね。
18リットルのポリタンクでは
ストーブの使用頻度にもよりますが、我が家は1週間持たないですね。以前、朝と晩の数時間だけしか使っていなかった時は一週間以上は余裕でもってました。
今は毎日5リットル給油したとしても、4回目でポリタンクは空になる計算です。
幸い、我が家は隣接する実家に200リットルの灯油タンクがあるので、そこから灯油は取り放題なので、ポリタンクが空になったらそこから入れてくるだけなので楽です。
これが、ポリタンクのみで灯油を保管するとなると、灯油を買いに行く手間を考えると2個以上はあった方が安心だと思います。使う頻度が我が家みたいに多いなら3つは欲しいかも。多ければ多いほど楽なのは間違いありません。
けど、灯油を保管しておく場所が必要になるという事だけ頭に置いておいて下さい。
まとめ
コロナのSLシリーズは大きく火力調節が出来ない代物です。天気が良くなってストーブ点けてると熱いなと思ったら消すか、窓を開けるしかないんです。
なので、灯油の減りもだいたい安定してます。ストーブを点けた時間だけ減ると思って貰って良いです。
タンク一杯で10時間ぐらい。
40時間ぐらい使うとポリタンクは無くなる。
一日で朝と晩の4時間なら10日間。一日10時間使うなら4日で18リットルのポリタンクは空になる計算です。
使う為の灯油を買ってくるならどれぐらい使うかを把握しつつ、どれぐらい予備があればいいかを頭に入れておいたほうが良いです。
あと、折角の電源を必要としないポータブルの熱源なので、非常時に使えるように多めに余計に灯油があっても良いと思います。
おわり
少し大雑把な計算と話になったのは否めませんが、そんな所も石油ストーブの”味”かなぁなんて思います。
昔からある道具なので、機能も決して良くはなく、安全面もどちらかと言ったら危険な分類だと思います。
それでも、我が家ではこのストーブを手放せないほどの虜になってしまいました。
エアコンの様にボタン一つで点ける事は出来ないし、温度調節も出来ない。タイマーなんてもの無いから必ず人がいる必要があるし、適切な換気も必要。使い方を誤れば命の危険もある。今どきの世の中と逆行しているような製品だと思います。他に書いたこのオススメ記事でクレームとも取れないようなコメントも頂いた事のある製品です。
それでも、一度このストーブを使ってしまったら使いたくて仕方がないんです。買ってから5年近く経ちますが未だに飽きない。隙きあらば使いたいと思ってしまうんです。
このストーブの近くでうたた寝するのが日向ぼっこしてるみたいで最高に気持ちいいんです。
使用方法を誤れば命の危険になりかねない製品なのであまりオススメは出来ないですが、私にとっては最高です。
あと、お気に入りすぎるのであまり人に流行らせたくないってのもありますけど…
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