【メダカ】買って一週間。メダカに異変が!!白カビ病です。その対応方法

2021年4月24日

義母がある日突然買ってきたメダカ。

全然簡単に飼えない…

飼い始めて2週間ほど。
明らかにおかしなメダカちゃんが…

20年ぐらい前に飼っていたグッピーを始めとした熱帯魚たちでは見たことがない症状。
この一匹だけ体に綿みたいなのがくっついている…
白点病や、尾腐れ病は見てきたけど、何これ?

グーグル先生で調べた。多分だけど【白カビ病】じゃないだろうか。

白カビ病ってことで話を進めて行きます。

そこから更に色々調べて、その時の我が家での対処、そして考察です。
途中の対処方法が間違っていたと思われるので、最後まで読んで貰ったほうが良いと思います。

白カビ病のメダカの様子

体が重いみたい…

そりゃ、あんだけモワモワがくっついてるんだから思うように泳げないだろう。

熱帯魚を飼っていた時にはホントに見たことがない症状。
モワーっと白い綿が体にくっついてる。

当然、元気もない。
初めて見つけた時は、尻尾の付け根あたりにゴミみたいなのがついてんなぁって思った。
翌日には明らかにおかしなモワモワ。そしてあっという間にこの状態。

とりあえずやったこと

他のメダカに感染ってはイケないと思ったので、水換え用に溜めておいたカルキ抜きしてある容器に移しました

残念ながら、次の日には亡くなってました…

カルキ抜きしてあったとは言え環境が急に変わったからか、水質が変わったのがイケなかったのか、遅すぎたのか…

薬を買いに行く

グッピーが尾腐れ病になった時には、なんでなるのか原因は分かりませんでしたが、とりあえす投薬でした。それで完治してました。
けど、白カビ病ってなんだろう?って感じで謎の病気でした。

白カビ病になってしまったメダカは天に召されてしまいましたが、他のメダカ達に感染してはイケないと思い、とりあえず近くのホームセンターに薬を買いに行きました。
けど、なんか品薄みたい…
悩みに悩んで買ったのはこれ


【グリーンFゴールド顆粒 細菌性感染症(皮膚炎)】

【尾腐れ病治療薬】って書いてあるけど、長男はこれで大丈夫みたいというし、他のは全然違う感じがしたのでこれを購入。
子供にはハードルが高い顆粒!!

グリーンFゴールド顆粒とは

薬の効果とかは置いておきます。それ以外この薬についてです。
初めに大事な事を言います。

この薬、投薬の配分が非常に難しいです。

この箱の中身は、よく見る粉薬の袋と同じものが一袋だけ入っています。
2グラム一包入です。

ここで大切なのは、この2グラムをどう使うのかです。
人間だって、必要以上に薬を飲んだら危ないですから、沢山あげれば良いってもんじゃないだろう。
使用方法を読んだら30~40リットルに対して1グラムの添加。
40L!?ウチの水槽7L弱です。使ってるバケツは12Lです。
45センチぐらいの水槽だと標準形状で35Lぐらいなので1g入れたら丁度いいかもしれませんね。
けど、1グラムを測る術がありません。最小単位が0.1gのはかりじゃないと正確に1gを出すのは難しいです。

使い方が絶望的に難しい薬です。

という事で、他のメダカ達が白カビ病になっている気配は無かったので投薬をしませんでした。

5日後に二匹目が白カビ病発症

またもや白カビ病のメダカを発見。
前回と同じように、1匹だけがモワモワが付いていて、他のメダカには一切見られませんでした。
しかし、今回は薬があります。
投薬量が分かりませんが、薬があるのに見過ごす訳には行きません。
という事で、投薬する事にしました。

グリーンFゴールド顆粒を投薬する

グリーンFゴールド顆粒の包を開けて内容量の2gとはどのぐらいかを目視で確認。
初めて見ましたが、黄色い粉です。それも顆粒とは言えない物凄く粒子の細かい、まるで片栗粉のような粉。
その黄色い粉をほんの少しだけ、爪楊枝の柄に乗っかるぐらいの量の薬を1Lのカルキ抜きように溜めておいた水に入れました。

水を弾いて全然溶けない。
粒子が細かいせいか、軽くて粉が浮いたまま。
かき混ぜようと棒を入れると棒にくっつく。
使用方法には書いてますが、絶対に水槽に直接投入は駄目だわ…
で、何とか溶かした。

まっ黄黄

それを、水槽にサバーっと入れました。

水槽もまっ黄黄

良くも悪くも魚たちに特に異変はないので、これで様子を見ることに。
白カビ病のメダカちゃんも変わりはない。

けど、2日後に白カビ病のメダカちゃんは亡くなりました…

残ったのは元気なメダカ達とまっ黄黄の水槽でした。

白カビ病の原因と対策

  • 水槽が汚れる、水質が悪いと発症
  • 水温が低い(15度ぐらいだった)

免疫力が低下している時に発症する風邪みたいなものだと思った。
暫く温かいなぁと思っていたら、急に寒くなった時だったので、水温が急激に下がってしまったのかと思います。そして、その寒さが数日続いた。
けど、メダカは冬も越せるという。
水温の低下よりも水質の悪化が最も良くなかったのではないかと思う。
6Lほどの小さな水槽にろ過器も入れずに、水草、砂利だけでの飼育。
なるべく子供たちに世話をしてもらいたかったので、手を出さずにいたのですが、全然水換えとかしない。2週間に一回ぐらい掃除すれば良いと思っていたようですが、小さな水槽なので直ぐに水質が悪くなるんでしょうね。
それから毎週のように3分の1ぐらいづつ水を交換するようになりました。
それ以降、水カビ病を発症していません。

白カビ病の治療

今の所、白カビ病になったメダカちゃんは一匹も救えてません…。
尾腐れ病や白点病のように感染するような病気ではなさそうなので、急に全滅って事はないと思います。
対策は、一匹見つけたら水質の悪化を疑いましょう。
すぐに、水換えする事が根本治療だと思いました。

おわり

メダカは楽に飼育出来るって言われてますけど、どういう事なんでしょう?
”楽”の意味を履き違えて、手を抜いては駄目ですね。
そもそも、楽したいなら飼わなきゃ良いって話。
今回の件で、息子は水換えの大切さを知りましたし、水換えも一人でやるようになりました。

手が掛かるのが楽しい。

って思えるようになってくれれば良いですね。