Joy-Conのアナログジョイスティックを自分で修理しよう。修理編(左)
ニンテンドースイッチのアナログジョイスティックを修理する手順をサクッと紹介します。
パーツ代は500円程度で済みます。
重要!
故障箇所をアナログスティックと絞り込んでの交換修理です。
当然、故障箇所が違えば直りません。
ニンテンドーHPなどにある改善方法を試しても、何をしても治らない時に試みる事をオススメします。
ちなみに左側のJoy-Conを使って説明しています。
準備編があります。準備をしっかりしてから作業に取り掛かって下さい。
作業は自己責任です。
保証が欲しい方は素直にニンテンドーのサポートに修理に出しましょう。
とても丁寧に対応してもらえますよ(´ε` )
Joy-Conの分解手順
1.Y字ドライバーを使いJoy-Con裏のネジを4本外す
【Anex No.3470A Y1.8ミリを使用】
注意点。最初から最難所です。
Y字ネジが強度的に弱いので、確実にドライバーをネジの頭と合わせましょう。
小さいので見ても分かりません。
手応えでしっかりネジとドライバーが一致しているか、ネジがちゃんと回っているか確かめながら回しましょう。
ネジの頭のY字の溝がなくなると、非常に厄介な状態になります。
2.裏のカバーを外す
四本のY字ネジを外しても簡単にカバーは外れません。
隙間なんてないんですが、この繋ぎ目にピックのような分解工具を差し込みます。
コツは無理やりこじるのではなく、ピックを慎重にスライドさせてロックを一つづつ外してやる感じです。
上の写真のように、ピックが刺さっている辺りに小さなロックが沢山あります。
上下にスライドするとパカッと開くはずです。
3.電池パックを外す
この為に作られているようなピッタリな工具です。
バッテリーパックは接着剤で張り付いています。
テコの原理を使って、勇気を持ってベリベリっと剥がします。
4.電池パックのネジを外して取り外す
注意。Joy-Con内部は+(プラス)ネジです。
3本のプラスネジを外すと外れます。
残り2本はしたの基盤を止めているネジです。外さなくても良いと思うのですが、私は知らなかったので外してしまいました。
5.ー(マイナス)ボタンのフレキシブルケーブルを外す
バッテリーパックのカバーを外すとジョイスティック本体が見えるのですが、ーボタンのフレキシブルケーブルがネジを隠しています。
ネジを外してボタン側の基盤を剥がしても良いと思うのですが、私はケーブルの差し込みを外しました。
ピンセット先のねずみ色の爪を起こすとケーブルが引き抜けます。
6.ジョイスティックを取り外す
プラスネジが2本。フレキシブルケーブルを外すと取れます。
ジョイスティックのフレキシブルケーブルは黒い部分を起こすと外れるようになります。
スティックの頭がカバーから中々抜けませんが、頑張りましょう
お疲れまさでした。
アナログジョイスティックの取り外しは完了です。
若干の形状の違いはあるが、動けば問題なし。
外した部品と新しく付ける部品が分からなくならないように注意しましょう。
組み立て時の注意
必ず外した順番に組み立てます。
私が選んだ交換用アナログジョイスティックです。
アナログスティックが入りにくいですが、折角の新しいジョイスティックを壊さないように、慎重かつ丁寧に入れましょう。
フレキシブルケーブルを二箇所入れる必要がありますが、結構入りにくいです。
入っているのかどうかも分かりにくいです。
コツは小刻みに揺らす事ですかね。
決して折れないように気をつけて挿し込んで下さい。
ちゃんと入っていないと当然動きません。
ネジの締めすぎに注意しましょう。
何とも伝えようがありませんが、締めすぎないように。
締めすぎて急に軽くなったら終わりです。
動かなければそれで十分です。
緩んだらまた締めれば良いんですから。
最後はJoy-Conの補正
無事に交換が終わってもそのまま使えません。
Joy-Conをセットしてジョイスティックの補正をしましょう。
【ホーム画面】→【設定】→【コントローラーとセンサー】→【スティックの補正】
”X”ボタンを押して補正を開始します。
これで全ての工程が終了です。
コレでも治らない時は
アナログジョイスティックの交換は『色々やったが治らなかった時』の最終手段です。
治らなかったなら、新しく新品を買いましょう。
自分で分解したのでニンテンドーのサポートを受けれるかどうかな不明ですが、修理に出せば何とかなるかも知れません。
始めにも言いましたが、正規の改善方法を試しても駄目な時の最終手段として、アナログスティックの交換を試みるようにしてください。
部品代は大した事ないですが、治らないとやはりショックですからね。
ちなみに私のはバッチリ直りましたよ\(^o^)/
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