ロボット感が無くなっていくアーマードコアシリーズ

最近デモンエクスマキナをやっているが、あれはあれで面白い。
自分がロボットを操作している事に酔いしれる事が出来る。
途中で、ふと気が付いた。

二足歩行の足しかない?

ハンドガン、ショットガン、レーザーライフル、キャノン砲、武器腕・・・
登場キャラ達のアーセナルもそうだが、みんな二本足。
四脚、逆関節、タンク、ホバーはもうないのか・・・。
ホバリングが自動になった時点で足などどうでも良い要素になってしまったのだろう。
非常に残念…。
アーマードコアの時代は高くジャンプしたいから逆関節。
耐久力&重量級にしたいからタンク。
ある程度積みたいし、移動速度も欲しい時は多脚。
高速移動したい時はホバー。
取りあえず二本足。
みたいな感じがあったと思う。
デモンエクスマキナは非常に細かな設定はあるものの、あまり深く気にしなくても良いような要素が多い。
射程距離があるがほぼ分からない。

動きが早すぎる…。

アーマードコアもシリーズ終盤はかなりハイスピードになっていたが、最速はオーバーブースト時。
若干の溜めの後、一気にギュンと加速。
あのスピード感はデモンエクスマキナの比じゃない。
けれど、あっという間にエネルギーが切れるから、そんなに多用は出来なかったはず。
今回は全体的に早い。
『あいつ、動きは遅いんだけど、武器が強いから当たるとやられるんだよなぁ』って事がない。
みんな早い。
さっきまでレーダーに写っていたと思ったら、あっという間にどこかへ行って、来たなと思うとまたいなくなってる。
下手になったのか?
フィールドが広いのか、アーセナルが小さいのか、あっという間に目視出来なくなる。
ロックオンしない距離だと、あのスピードでどこに何があるのか判断するのは非常に難しい。

と、否定的な部分が多かったが、デモンエクスマキナという新しいゲームなのだから、それはそれで凄く面白い。
どちらかと言えば、かなりハマっている方だ。
何より、組み上げる機体がブサイクにならず、全てのパーツがスタイリッシュになっているのもテンションが上がる。
物語は中盤あたりだが、だんだんドロドロしてきて、何か大きな力によって操られている感じが出てきてかなり気になる。
最近、ここまで作り込まれたロボットものは無いと思う。
シリーズが続いてくれることを期待します。