自分でワイパーゴムを交換しよう

ワイパーを動かしても、水はけがイマイチ。
そう感じたら、ワイパーゴムの寿命です。

半年使えば十分元は取ったはずです。
交換しちゃいましょう。
スタンドでも交換して貰えますが、自分でも簡単に交換できますよ。
それほど難しい作業では無いのですけど、最近の車って少しだけ複雑になってるワイパーがあるので、そのワイパーゴムの交換方法の紹介です。

ワイパーゴム 交換
なんだか、空気抵抗を考慮しての形であろう、このタイプのワイパーブレードです。
上の写真に写っている2つのワイパーが今回交換に使うゴムです。
実際に今装着しているゴムの長さを測って購入したほうが良いと思います。
まぁ、長けりゃ切っちゃえば良いだけなんですけどね(*´∀`*)

早速作業に取り掛かります。
作業目安時間は10分ってところでしょうかね。
使う道具はたった1つだけです。

ワイパーブレード ゴム 交換
マイナスドライバーです。
というか、このロックを外せれば、自分の爪でも何でも良いです。
唯一使う道具です。

こいつを起きあげてやります。

後はもう道具は必要無いです。

ブレードを握ってズラしてあげると外れます。

次はブレードからゴムを抜き取ります。

引っかかりがあるので、反対側には抜きにくい構造になっています。
よく見ると引っかかりが分かりますが、普通は回転方向の中心の方に引っかかりがありますので、そっちにゴムを引っ張ってあげれば外しやすいと思います。

外すと、ゴムと金属の板二枚がバラバラになります。

この湾曲した金属の板が重要です。
簡単には折れたりしないですが、万が一折れ曲がったらもう本来の性能は発揮しません。
ディーラーにでも行って、新しくワイパーごと買い直しましょう。

さて、無事にゴムと金属プレートがバラバラになったら、新しいゴムに、今外した金属プレートをはめてあげましょう。

金属プレートは湾曲しているので、向きに注意してゴムにはめてあげます。
両端がガラス面に当たるように、押されてガラスにピタッと当たるように入れてあげましょう。

ゴムと金属プレートだけでは簡単にバラバラになってしまうので、慎重にブレードに入れてあげましょう。

ブレードの裏面をよく見ると矢印が書いてあるかも知れません。
運良く矢印が書いてあれば、その方向にゴムを入れてあげます。
書いて無ければ、回転方向の中心から入れてあげて下さい。

ちゃんと理由があるんです。
回転の中心から入れてあげれば、ストッパーがあるのでそこで止まっていくらワイパーを強くしようがそうそう外れません。
しかし、逆から入れた場合、何かの拍子に遠心力に負けて、ゴムが抜けてしまう可能性があるんです。
ちなみに、ウチのお義父さんは未だにその事を理解せずに、たまに逆に入れていることがあります…。

少し脅しましたが、そうそう簡単に外れるもんではありませんし、外れた所で、視界が少し悪くなるだけ、どっちに入れるか分からない!?と焦ることは無いですよ。
ただ、どうせやるなら、そういうことをキチンと理解してやった方が良いと思います。
何事にも理由があります(´・ω・`)

さて無事にゴムを入れることが出来たら元に戻しましょう。

ブレードをアームにセットして、パチンとロックしてあげれば完璧です。

片方だけとは言わずに、2本とも交換してあげましょうね。

以上最近の車のワイパーゴムの交換でした。

正式名称は知りませんが、『金属プレート』大事ですからね(^_^)/