TSUTAYA セルフレジの罠としか思えない仕様

近所の小さなTSUTAYAにしか無かったセルフレジだが、大きなTSUTAYAにも導入された模様。
まぁ、慣れた私にはもう問題ない。
しかし、久しぶりに行った時に、やっぱり戸惑う部分がある。

罠としか思えない仕様

とにかく選ぶ項目が多すぎる。
昨今、支払い方法の多様化で自分の生活スタイルに合った方法が選べて個人にとってのメリットは大きいのだが、お店側からするとあれもこれも対応しなければならないので大変だろう。
その様々な支払い方法に対応する為にレジも複雑化している。
現金しか使わない私にはとっても分かりにくい。
違う、分かりにくいんじゃなくて、見つけにくい

所有ポイントを使うかどうかも分かりくい。

理由ははっきりしている。
普通に選べる項目なのに、選びにくい背景色をしているからだ。
ゲームをよくする私には、『まだこの項目は選べませんよ』って感じで反転しているようにしか見えないのだ。
一見すると『選べませんよ』、みたいな部分を試しに押してみてから、始めて選べるって事に気がつく。
他の方法を選ばせたいとしか思えない仕様に戸惑った。

物理的な罠もある

自分でバーコードを読み取って会計をするのだが、バーコードリーダーに不慣れな私は二重読み込みをする事がたまにある。
まぁ、気がつくのだが、焦っていてりして気が付かなかったら残念な事になるだろう。
読み取り性能が良いのは良いことだが、あっという間に二回も読み取ってしまうのは考えものだ。

よく防犯ブザーが鳴るようになった

防犯装置がハイテクになってきたお陰で、本でも反応する。
ロック解除の説明がちゃんと出るのだが、まさか書籍一冊一冊まで盗難防止装置が付いているとはまだまだ一般的な知識ではないと思う。
DVDみたいに、ロック解除の器具が付いていて、それが物理的に外れているというならまだ認識はしやすいのだが・・・。
『本当にロック解除されてるよな?』と毎回ヒヤヒヤしながらゲートを通らなければならないのは勘弁して欲しい。
レジのすぐ近くに確認用のゲートでも作ってくれれば鳴っても直ぐに処理できるのにと思う。
わざわざ帰り際の店員が居ない出入り口付近でブザーが鳴るのは恥ずかしい・・・。

便利になってるんだか、なんなんだか・・・

TSUTAYAのセルフレジは人員削減の為か?
買うのが恥ずかしい商品なんかはセルフレジは良いかも知れませんね。
けど、この歳になると恥ずかしいのは買わないしなぁ。
慣れてしまえばどうということもなく使いこなせてしまうけど、なんだか味気ない。
レンタル商品とかは今はわざわざお店まで行かなくても、ネット環境があればどうとでもなる世の中。
そんな中、本を買う事は私にとっては少し特別な事で、人の手から直接渡して貰いたいような気がするんです。
私は別に人付き合いが好きでは無く、どちらかと言うと知っている人には極力会いたくないような人間です。
けれど、ほんの少しは関わりたい。
便利な世の中になる半面、そんなちょっとした関わりすらも無くなってしまうのは少し寂しい気がします。