【注文住宅】値切ってはいけない

車の整備工場をしている我が家。当たり前だが値切られる事は多々ある。
家電量販店など値切っても同じ商品が手に入るなら別。
しかし、『サービス』という商品では、やたら値切るお客さんと、値切らない気持ちの良いお客さん、当然店側の対応は違ってくる。

値切るお客さん→本当に必要以上の事をしない。最小限の動きで済ます。

値切らない気持ちの良いお客さん→お金が余計に掛かるような事はしない。お金がかからない程度にサービスでメンテナンスしてあげる。

どちらも料金は同じぐらいです。値切られたからと言って工賃を安くする訳には行きません。そして、部品代で儲けを上げているわけではないので、部品代が安くなる訳でもない。

また、『お金がない』とやたらと言ってくるお客さんもいます。
こちらは必要以上の作業はしません。
それなのに、『お金がない』ということは必要な作業が出来ないという事になります。
本来の作業をすることが出来ないので、当然その場しのぎの作業。
あっという間に壊れるでしょうね。

注文住宅を建てる時も同じだと思う

当然、予算は限られています。
我が家は税込み2千万円が希望。
かなりの低予算でかなり貧相な家になりそうです。
せっかくの新築、貧相なものにしたくはない。それなりの家にはしたい。
けれど、値切ることはしませんでした。

値切るとどうなると思います?
材料代、職人さんの手間賃、これらは変わらないでしょう。
工期を短くすれば少ない人件費で済むので工期を短くするでしょう。
短い工期でも出来るように簡単な作りになるでしょう。
職人さん達も余裕がなく、何とか早く済ませようとするでしょう。
最悪、見えな所なんてどうでもいいやってなるでしょうね。
必然的に材料も安くなるでしょう。

値切るというのは、全ての事においてモチベーションを下げます。
『こっちは客だぞ』
的な考えは何も良いことがないです。

どうやって値段を下げるか

予算は決まっています。
優先順位をつけましょう。
これだけは譲れないというものにお金を使った方が、せっかくの新築ですから満足のいくものになるんじゃないですかね?
キッチンにお金を使いたいから、お風呂は少し値段が安いものにしようとか、優先順位が高いものをきちんと決めましょう。
それで、施工業者の方と相談しましょう。
施工業者によって繋がりがあったり無かったりするので、中には相場よりも安く手に入る設備があるかも知れません。
逆にあまり取引がないメーカーは当然あまり安く仕入れる事は出来ないでしょう。

『あれが欲しいんだけど、もっと安くならないかなぁ』よりも
『あれが欲しいんだけど、どうしたら良いんだろう?』と聞くのが良いと思います。
『無理です。』とバッサリ切られるか、希望を取り入れる為に何とかしてくれるか分かれます。
幸い私の担当者の方は力になってくれる方でした。
取扱業者に見積を出させたり、値段を抑えた他の案を提案してくれたりしてくれました。

 無理ですとバッサリ切り捨てるのは楽ですからね。
あまり力になってくれない担当だと感じたら、思い切って他社に行く!
ってもの、良いかも知れませんね。

担当者の方と仲良く

私達は担当の方にかなり注文を多くした方だと思います。
外壁、壁紙、床等は、ことごとく提案された物とは違うメーカーの物を探し出してきたり、何度も変更に変更を重ねました。
担当の方も飽き飽きしている時もありましたが、何とかしてくれる方でした。
値段が合わなくて、本当に色々調整しました。
そういった事もきちんとしてくれる担当の方だったので満足のいく家が出来たんだと思います。

結局最後は人と人。
みんな気持ちよく仕事が出来るようにすれば自ずと良いものになるんじゃないですかね。