じいちゃんから土地を頂こう!
古くなったし、家でも建て替えるかー(^^)
と、そこで出てきたのが遺産問題…。
全く知識が無い私は頭を悩ませる日々が続いております。
我が家の状態
一番のキーマンとなる祖父は介護施設に入所。死ぬまで介護施設にお世話になるつもりのようです。
と言っても、体の自由が効かないぐらいで、病気を患っているとか、ボケている訳ではない。
費用も全て自分で払っていて、お金の心配は全くない。
お金持ちなんです(-_-)
主に土地収入で、僕らよりも収入は上だと思われる…。
別に、その収入を当てにしてはいない。
じいちゃんが一生懸命働いて築いた財だ。それをどう使おうと構わないと思っているし、僕らも立派なオトナだ。何とか自分で生活して行ける。
けど、僕らと違う考えの人たちも身内にはいた・・・。
家系図
土地持ちの祖父:先程紹介した祖父
祖父の子たち(私の義父、おば×2人):ボクは婿で、養子縁組をしているため、完全にこの家の一員。正当な相続権がある(と言っても、じいちゃんの相続に関しては、孫に当たるので、今のところ関係はない。跡継ぎとしてまともな事を声を大にして言えるぐらい…。)
問題は私のおばに当たる、義父の妹たちです。
上の妹は地元を離れ東京で結婚して何か会社をやってる人と結婚してるみたい。そこそこお金持ちの様子。コイツがとにかく五月蝿い(-_-)
なぜかウチの嫁にクレームの電話が入ってくるらしい。毎回嫁はそれで困っていました。けど、この前あまりにも幼稚な事を言ってきたようなので、嫁に暗示をかけてやりました。
電話がイキナリ来るから、あっちのペースでモノを言われるんであって、こちらから仕掛けてやれば良いんだぞと。頭に来たなら、ウチラに当たるんじゃなくて、そいつにお返ししてやれってね。
言ってやったそうです。それから、嫁に電話が来なくなったそうですよ。そりゃそうだわ、おかしなこと言ってるのおばちゃんだからね(-.-)
問題は下の妹。徒歩10分ぐらいのところに住んでいて、じいちゃんのスネをかじって生きている。結婚はしているのだが、とにかくパッとしない。持ち家も土地もじいちゃんに世話になって暮らしている。
旦那さんは仕事が出来ないわけではないと思われる。なぜなら、私が前職である派遣会社の営業をしている時に、一度オファーがあり伺った事があるが、この界隈の1.8倍ほどの金額を提示してきたぐらいなので、そこそこ資金力はあると思う。なので、給料もそれなりに貰っていると思う。
それにもかかわらず、お金がないとじいちゃんに頼る。家を買って貰っただけでも十分な気がするのだが、車は日産のリーフを買って貰い、息子たちの歯の矯正代やら、はたまた大学の生活費やら学費やらも貰っているそう…。
まぁ、じいちゃんの介護施設に行ったり、身の回りの世話をしているのはおばちゃんなので、貰っても良いのだろうが、とんでもなく高いバイト代だと思う…。
私も、継いだ家業の仕事をヤメて、じいちゃんの世話をしたほうがよっぽど稼げると思う。世話と言っても、施設の人が24時間してくれる訳で、別に何する訳でも無い。しいていうなら、じいちゃんの洗濯物ぐらいだろうけど、最近それも頼んでいると聞いたことがあるし…。
話せばいくらでも出てくるが、とにかくスネかじりなおばさんなのだ。
祖父の考え
祖父がまだ家にいた時は、『死んでから家を建て直してくれよ』と言っていた。それが、施設に入ってから、もう戻らないと覚悟したのか、家を建て直していいぞと言ってくれた。
それに付随して、今ある家の土地と、他のいくつかの土地の名義を義父に変えろと言っていました。
ついでに、うちの会社は個人事業なので、その名義も義父に変えろと言っていたんです。
あくまで、地代が入る土地はそのままで、他の土地をくれるって言うことなんです。
地代が入らなくなると、おばちゃんが来なくなっちゃいますからね。
そこで、考えたんです。今思えばコレがいけなかった・・・。
個人事業から法人化しよう
名義を変えるにも、会社を変えるにも全く知識がありません・・・。
という事で、うちのお客さんの行政書士の方に聞いてみることにしたんです。
いや~、いろいろ分かりましたねぇ。
とにかくじいちゃんは持っている。そして、このままだと相続税が半端ないって事がまず分かりました。
そこで、提案されたのが、会社を株式に変えるということでした。
今は有限会社ってのは出来ないんですってね。もっとも有限と株式の違いも分からないぐらい無知です。
会社を株式化してじいちゃんを役員という位置づけにして、今までは地代として入っていた収入をそのまま役員報酬として渡そうと考えていたんです。
別に悪いことじゃないと思うんです。別にウチラは地代を当てにしている訳ではないんですし、会社の所有物になる事に寄って、じいちゃんの税金もぐんと減るし、良いこと尽くめだと思うんですよ。
おばさま達の考えは違った・・・
それから直ぐに東京のおばさんから電話が入りました。
近くのスネかじりから、ウルサイおばさんに報告が行ったんでしょう。
『家を建て直すなら、じいちゃんから買いなさいよ!』
と言うんです。
東京のおばさんは会社を経営しています。製造機械を作っているそうなので、それなりの大きな会社だと思うんです。そんな人が、じいちゃんから土地を買いなさいと言う。
どういう事なんだろうか?
身内どうしで土地を売買する?そんな事が可能なのか?そもそも、なぜそんな無駄なお金を使わなくてはならないのか?
家を継ぐ者として、そこで生活しているのになぜ、わざわざお金をだして買う必要がある?
まぁ、じいちゃんがお前たちは出て行けというなら話は別だが、相続の権利がある嫁に行ったおばさんが何を騒いでいる?
実際言われたのは嫁でしたが、メチャメチャ頭にきていましたよ。そのあと、電話して大反論してやったそうですけどね(-.-)
戦いの火蓋は切って落とされた
おばさま達は財産が欲しいんです。というか、ウチラにじいちゃんの財産を渡したくないようです。
ボクは婿なので、昔からのしがらみは分かりません。
仲が良くないとは分かっていました。
というか、他所からきたボクにとっては皆、普通じゃないと思うんですけどね…。
皆どこか変。それが合わない、気に触る。仲が悪くなる。
当然の事です。けど血を分けた親兄妹ならそこまで悪くならないと思うんだけどなぁ。
この家で仕事をするようになり、家に一緒に住むようになり、はっきりと分かりました。
皆おかしいんです。この家に住む義父、義母だってそうです。よく商売やってこれたなぁという感じです。
けど、強いて言うなら悪い人ではないんです。ちょっと変というだけで、人に危害を与える訳ではないんです。
ウチの嫁に言っても、敵わないと思った東京のおばさんが今度は義父に電話をよこしました。
じいちゃんの土地は裁判起こしてでも渡さないとはっきり言われたそうです。(もっとも、義父は話を盛る事で有名なので、正確に何を言われてのかは分からないのですが・・・)
嫁がじいちゃん所へ行ったそうです。
するとじいちゃんも、スネかじりを通して、おばさんから何か言われたんでしょう。自分らは意地悪されていると言うような、全く今回の問題と関係ない事でじいちゃんを不安にさせて株式化どころの話じゃなくなってしまいました。
嫁もあまりにもじいちゃんの流され感に頭に来たようで、もうじいちゃんのところに行きたくないと言うような感じになってしまいました。もともと仲は良くないしね。
もう、それから話が止まってしまったんです・・・。
この家の人達の悪いところ
じいちゃんがそんな感じになってしまったので、完全に株式化の話はナシ。もっとも、じいちゃんも会社の名義を変えてもいいとは言ったもののの、株式化までは考えていなかったし、地代の入る土地は手放す気は初めから無かったようです。
昔からじいちゃんやおばさんさちにやられてきた、義父と義母はどうせダメなんだ・・・。という感じ。じいちゃんが死ぬまで待ってれば良いんだ…。と言います。
嫁もじいちゃんなんて関係なく家を建てちまえば良いんだって感じです。
確かに、現状では家を建てるじいちゃんの土地を抵当に入れなくてはならないぐらいで、その土地の名義を変える必要は無いわけです。(まぁ、他にも問題は出てきたんですけどね…)
折角じいちゃんと今後の事を含めて話を進めるいい機会だったのに、みんなもう捨ててしまいました。
ボクの気持ち
ボクはこの家を継ぐ為に婿養子となったわけです。
養子縁組をし、完全にじいちゃんの孫となっているんです。
じいちゃんが死んでからじゃ遅いと思うんです。
今まで、うやむやにしてきた事が今になって問題となって出てきているんです。
このまま工場をやって行けるのか?
あとあと問題になって身動きが取れなくなるんじゃないか?
そんな所で仕事をした所で、何も残らないんじゃないか?
今後の為に勉強し、設備を導入したって取られてしまうなら意味が無いんじゃないか?
そんかモヤモヤとした気持ちと、不安で何も手に付かない状態です。
このブログだってそうです。
会社のHPを作ろうかと思って、その練習の為に立ち上げたこのブログ。
残らない会社なら、そんな必要無いんじゃないかって。
この家の人達は考える事をヤメてしまっています。
面倒なことから目をそむけています。
いつか貰えるだろう、なんて根拠もない考えではダメなんです。
今までだってそんな考えで暮らして来て、その結果が今の状況を招いていることに分かっていないんです。
自分らはやった。けど、結局はダメだった。
今回の件で、この家の人たちの事がよく分かりました。
一回つまづくと、その道を通るのをヤメてしまうんです。
目的地がどんどん遠くなります。
そのうち、崖から落ちて、初めて分かるんでしょう。
もっとも、崖から落ちる前に歩みが止まってしまうかも知れませんが…。
そしたら、結局崖に落ちるのは僕達です。
そんなのまっぴらゴメンです。
カワイイ子供達だって3人もいるのに、崖から落ちてたまるもんか。
とりあえずやってみる
周りがいくら騒いでも、じいちゃんが全ての権限を持っています。
まだ、ボケて無い今しかないんです。
将来の事がかかっているが、コレはもうゲームです。
目の前にいきなりラスボスがいるんです。
ただし、ラスボスを倒してはダメなんです。
仲間にしないとダメなんです。
当然逃げられてもダメ。
ただし、ポケモンのように時間は止まってくれません。FFと同じアクティブタイムバトルです。
残りカウントが見えない死の宣告を受けているので、ちんたらやっていてはダメです。
周りにはスネかじりとウルサイおばさんが中ボスとして構えています。
もっとも、この中ボスを倒せば、クリアしたも同然なんですが、それはボクが悪者になってしまうんでダメですね。
どうやって、ラスボスを仲間にするか・・・。
リアルゲームの始まりです。
と、言ってもどうしたもんかのぉ(-_-)